「MINI E」のエコプロジェクト終了 地球4周分を実現
電気自動車(EV)の導入に向け、ドイツ国内で実施された初めての
大規模パイロット・プロジェクトが、今年8月に1年のテスト期間を終えました。
BMWジャパンによると、BMW グループでは純粋な電気駆動方式の「MINI E」15台を用意。
ミュンヘンやその近郊に居住する約100人のドライバーがEVを体験してその総走行距離は地球約4周分、15万km を超えたとのことです。
BMWグループでは、全世界で600台を超えるMINI Eを投入。
2009年から実施してきたこのプロジェクトを通じて“e モビリティ”に関するあらゆる
可能性を広く探った結果、例えば、充電1回あたりの走行距離が150~180kmでも都市部でのニーズは
ほぼカバーできることがわかり、しかも電気自動車の場合、
http://www.youtube.com/watch?v=z1pIFyMjIrA充電が自宅や職場でもできることから、ガソリンスタンドに足を運ぶ手間が省けることも大きいとの結論に達しました。
また、環境負荷の少ないグリーン電力に対する消費者の支持もとても高かったようで、
排出ガスを出さずに自動車を走らせるためであれば割り増し電気料金を支払うこともいとわないと答えたそうです。
ちなみに、BMW グループでは、メガシティ・ビークルを2013年に発表する予定。そ
のためにも、今回のテストで得られた電気自動車の利用に関する知識、
メガシティ・ビークルの開発に活かす計画を明らかにしています。今後の電気自動車、エコカーへの展開が楽しみですね。
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