BMW E90 320iエンジン警告灯点灯
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、大阪市Y様のE90 320iです。
エンジン警告灯が点灯し、エンジン回転が3千回転ぐらいまでしか上がらなくなり、信号待ちなどでエンスト、再始動もなかなか出来ないという事でご入庫されました。
テスターを使ってトラブルコードを調べると↓
クランクシャフトセンサー異常が入ってました。
このクランクシャフトセンサーは、エンジンの回転数を計測してます。
なので、このセンサーが壊れると、車のコンピューターは「エンジンが回っているのか?」「止まっているのか?」「どのくらいの回転数なのか?」が分かりません。
ということは、エンストしたり再始動できなかったりします。
センサーの修理は出来ないので、部品交換になります。
部品を発注して、交換作業にかかります。
このセンサーは、簡単に交換できる場所に取付けてありません。
インテークマニホールドやインジェクターなどを外して、やっとクランクシャフトセンサーが見えます。
左の写真の赤丸がクランクシャフトセンサーです。
センサー自体は、ボルト1本で取付けてあります。
ボルト1本外すのに、色んな部品を外さないと辿り着けません。
壊れるなら、もっと交換しやすい場所に取付けて欲しいです。
新品の部品と交換して、外してきた部品を復元します。
バラす時より、組付ける時の方が実際は、大変です。
復元出来れば、エンジンを始動して警告灯が点灯しないかチェックし、トラブルコードを消します。
その後、試運転して異常がなければ終了です。
警告灯が点灯してお困りの方は、お問い合わせ下さい。
BMW専門店スパークオート 門田でした。
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