BMW E87 116i クーラント漏れ修理
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、東大阪市Y様のE87 116iです。阪神高速を走行中、突然、ボンネット内から白煙が出て、クーラントの警告灯が点灯したそうです。
幸い、出口が近く、とりあえず高速をおりて、レッカー車で当社に入庫されました。
で、ボンネットを開けてエンジンルームをチェックして見ると・・・
上の写真の赤丸の所のホースがポッキリ折れてしまっています。
BMWという車は、こういったホースの接続部分などにプラスティックが多く使われています。
このプラスティック部分が、経年劣化やエンジンの熱などで、硬化し割れやすくなります。
修理としては、折れたホースを交換し、クーラント量を調整すれば治りますが、それでは、他のプラスティック部分が同じように割れたり、折れたりしてまた、クーラント漏れを起こしてしまう可能性があるので、当社では、クーラント関係のホースやラジエーターなどの冷却系統の部品の総交換をおススメしています。
一度にかかる修理代は高いですが、何度も何度も修理をするより最終的には安く済みます。
今後も安全・安心にお乗りいただくために、Y様にもご説明して冷却系統の総交換でご了承を得ました。
下↓の写真が今回、交換した部品達です。
Y様のお車は年式的には、比較的新しいお車ですが、走行距離が8万キロを超えています。
冷却系統の漏れは、走行距離が7万キロ超か、初度登録後7年が経過した車では注意が必要です。
Y様のお車の様に突然、クーラントが漏れるといった事が起こるかもしれません。
上記の7万キロ超、もしくは登録後7年(車検3回実施)が経過したお車で、一度も交換したことが無いであれば、たとえ漏れていなくても交換した方が安心です。
もし、そういったお車にお乗りで、ご心配な方はお問い合わせ下さい。車種によって工賃・部品代が異なるため
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BMW専門店スパークオート 門田でした。
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