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◆BMWグループ、世界市場向け「SUV」増産体制へ

BMWグループでは、米国・サウスカロライナ州にあるスパータンバーグ工場において、2014年までの今後3年間、9億ドル(約690億円)もの追加投資を行うことを先に発表しました。この追加投資の理由は『X3』『X5』『X6』をはじめ、BMWが発売するSUV「Xシリーズ」の販売が世界市場で好調を維持していることを受けて実施されるとのことです。

以前、2008年から2010年までの3年間、

新型X3の生産をスタートする準備として、

BMWグループとしては同工場にすでに7億5000万ドル(約575億円)を投資しています。

そして、今回の追加投資は、BMWグループがXシリーズに対してさらなる増産を目的としていることは間違いありません。

ちなみに、先の2011年、スパータンバーグ工場において、

前年比73%増の27万6,065台が出荷されました。

そして、その中の7割以上が世界130以上の市場に向けて販売されました。

特に、主力となった車種「X3」は前年比156%増の11万7,944台を売り上げたとのことです。

BMWのSUV人気がうかがえます。

さらに、同工場ではX3の累計生産台数が先日、200万台に到達。

しかも、工場の拡張工事が2014年に完了予定ともなっていて、今回の追加投資により、

年間の生産台数が増える見込みとなっています。今回の追加投資は、SUVの販売強化、世界市場での拡大に広がっていくでしょう。

【関連情報】
BMW Group
http://www.bmwgroup.com/

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