関西BMW 雨天走行の注意点
こんにちは津村です。
今日は梅雨の中休みですね。
近頃の雨って激しく降る雨が多いので、何も梅雨の時期に限った話ではないのですが、雨天時は普段よりも速度は抑え目にして急加速・急ハンドル・急ブレーキは避けるのが基本ですが、それ以前にタイヤの溝は気にされていますでしょうか?
タイヤの溝が残り少ないと排水性能が落ちます。
つまりハイドロプレーニング現象が起きやすくなります。
この状態に陥ると、ステアリング操作をしても車の操舵が効かなくなります。
要するに氷の上を普通のタイヤで走っているのと同じ状態になるわけです。
保安基準では残溝1.6ミリまでは車検には合格するのですが、3ミリを切ると排水性は格段に落ちます。
自分で残溝をチェックするするにはタイヤ側面の矢印の位置にウエアインジケーター(スリップサイン)がありますので、それを見ておおよそ判断出来ます。
ウエアインジケーターの高さは大体2ミリ前後のものが多いので、それより少しタイヤの溝が余分にある程度であれば交換を考えた方がいいですよ(^^)
そして最近の車であれば、ほぼ全てに装備されているABS(アンチロックブレーキシステム)ですが、パニックブレーキでブレーキがロックするような踏み方をした場合でもタイヤがロックしないようにブレーキを断続的に作動させてハンドルが効かなくなるのを防いでくれるのですが、道路条件や走行条件によってはABSがついていない車に比べて制動距離が長くなる事もあります。
ブレーキコントロールがちゃんと出来る人はABSを嫌って動作しないようにする人もいますが、一般の人はそこまではなかなかコントロール出来る物ではないので、装備されている機能の長所と短所ぐらいは知っておいた方がいいかも知れません。
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