BMW 修理 兵庫県T様E46 冷却水漏れ
こんにちは津村です。
本日は兵庫県宝塚市T様のE46が冷却水漏れでご入庫です。
漏れを確認すると、エクスパンションタンク(←の部品)が劣化で割れてしまっている様子。。。
BMWは冷却水系統に樹脂パーツを多用しているので、ある程度の年数や走行距離で樹脂パーツが冷却水の圧力に耐え切れなくなり、亀裂が入り漏れだす事が多いです。
当社では早目のタイミングでの水廻り一式の交換をお勧めさせていただいてはいるのですが、一式となるとまとまった金額の出費になるので、なかなか難しい部分も多いです。
こういったケースでは往々にして不良箇所のみの交換で済ませたくなりがちですが、冷却水系の他の部品も同程度に劣化していると考える方が正しくもあるので、やはりここは一式交換しておいた方が安心です。
長距離のドライブの最中にこういうトラブルに見舞われたら、楽しいドライブも台無しになると思うので、やはり一時的にかかる金額よりもリスクの回避を優先した方が良いように思います。
ついでに他の部分も点検したところ、フロントタイヤがかなり内減りしています(=o=;)
普段あまり目につかない部分なので、放置しておくとワイヤーが露出して最悪バーストなんて事も。。。
早目の交換をお勧めします。
そして。。。
エンジンオイルの漏れも見受けられます。
下にパワーステアリングのホースが通っているので、あまりそのままにしておくと、こちらのホースの劣化が早くなります。
現状、水漏れのため長時間エンジンをかけられないので、漏れ箇所は怪しそうな部分しかわかりませんが、最近の定番となりつつあるオイルフィルターブラケット取り付け部のパッキンの交換は確実に必要なようです。
あとオイルパンのガスケットも怪しい感じです。
こんな感じで当社では受けた箇所のみの修理だけではなく、他に整備しておいた方が良さそうな箇所やアドバイスも併せてさせていただいていますので、愛車の修理・整備は安心してお任せ下さい。
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