BMW車検　大阪市S様　E60　５３０i Mスポーツ

BMW専門店スパークオート　メカニックの門田です。
今回は、大阪市天王寺区S様のE60　５３０i　Mスポーツの車検です。

S様のお車は、走行距離が９万キロを超えているので、エンジンオイルのにじみ、クーラントのにじみ、ボールジョイントダストカバーの破れなど整備が必要な箇所がありました。

エンジンオイルのにじみは、タペットカバーとオイルフィルターケースの取付部から滲んでます。
クーラントは、サーモスタット・ラジエーターロアホースから滲んでいました。
放って置いても治らないので、今回の車検で、修理をお勧めしました。

クーラントにじみに関しては、今後、漏れそうな部分（ラジエーターやウォーターポンプなど）も交換をお勧めしました。

修理内容と修理の必要性を説明し、作業開始です。
上の写真は、冷却系統の交換の最中です。
ラジエーターやエクスパンションタンクなど、交換する部品を外しています。
冷却系統の部品が数点、部品待ちなので、エンジンオイルにじみの修理を同時進行していきます。

オイルの滲みは、定番のオイルフィルターケース取付面とタペットカバーです。どちらも、取付面に、ゴム製のパッキンを使っているので、パッキンが経年劣化で硬化し、オイル漏れやオイル滲みをしてしまいます。
S様のお車も、パッキンは硬化してしまって手で簡単に切れるほどになっていました。
パッキンの取付面をキレイに掃除して新しいパッキンを使って復元します。
オイル滲みの修理が終わる頃に、冷却系統の部品も到着し、冷却系統を組み付けていきます。
クーラント滲みの修理を終え、ブレーキ廻り、下廻りなど車検整備に取り掛かります。
車検整備も終わらせ、エンジンオイルやクーラントの量を調整して、漏れ・滲みのチェックをします。
チェックが終わると、整備は終了です。
継続検査に必要な書類を作成して、残すは陸運局で継続検査です。
継続検査は、陸運局の都合で３連休明けになります。

車検をお考えの方、お問い合わせをお待ちしてます。
車検見積もりのだけでも大丈夫なので、気軽にお問い合わせ下さい。

BMW専門店スパークオート　門田でした。