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スタッフブログ

大阪市Y様 BMW E90 320iオイル漏れ修理

BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、大阪市城東区Y様E90 320iオイル漏れの修理でご入庫です。
先日、駐車場にシミが出来るということで、オイル漏れの点検にご来店されました。
お車をリフトアップし、漏れの状況を確認してみると、エンジンとATのオイルパンからオイル漏れを起こしていました。
Y様に、漏れている場所の確認と、修理内容、お見積りをご説明。
漏れたオイルが付着している所を洗浄し、オイル量を確認してから、一度、お帰りになられました。
で、今回は修理でのご入庫です。
リフトアップし、再度、確認すると、すでにそれぞれのオイルパンからオイルが漏れていました。
では、作業開始です。
写真は、作業前のエンジンオイルパンからのオイル漏れです。
綺麗に掃除してから、1週間でこんな感じにオイルが漏れてしまってます。
エンジンブロックとオイルパンの間のガスケットを交換します。
その為には、オイルパンを外さないと交換できないので、オイルパンを外すためにいろいろな部分をバラしていきます。
構造上、オイルパンの取付ボルトを外すだけでは、オイルパンが抜けて来ません。
エンジン本体を吊り上げたり、クロスメンバーを下げたりと、色々と大変です。

 

 

で、無事にオイルパンが外れるとこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

オイルパンとエンジン本体のガスケット取付面を綺麗に洗浄します。
その後、新品のガスケットを組付け、復元していきます。
エンジンの方が終わり、引き続き、ATオイルパンのオイル漏れ修理にかかります。
コチラは、オイルパンAssyで交換します。
ATのオイルパンの下には、アンダーカバーしかないので、アンダーカバーを外せば、あとは取り付けボルトを外すとオイルパンが外れます。
サクサクっと外した所がコチラ↓
コチラも取付面を綺麗に洗浄し、新しいオイルパンを組付ければ、終了です。
ガスケットだけでも部品はありますが、オイルパンがプラスチック製なので熱などで見てもわからない程度ですが歪んでいたりして、ガスケットを交換しても再度オイル漏れを起こす事が多いので、スパークオートではオイルパンごと交換でオススメしています。
ATのオイルパンには、オイルフィルターが内蔵されています。
フィルター単品での部品供給がないので、もしATフルードを交換する時にフィルターも交換したいのであれば、オイルパンごと交換しなければいけません。
アンダーカバー以外の復元を終えた所で、下廻りを高圧洗浄機を使って綺麗に洗浄します。
洗浄後、エンジンオイル・ATフルードを規定量に調整します。
ATフルード量の調整はちょっとした作業が必要になります。
オイル類の調整後、エンジンを始動しオイル漏れの確認をします。
しばらくエンジンをかけっぱなしにしておきます。
再度、オイル漏れを確認し、漏れがない事が確認できたので、アンダーカバーを取付、全ての作業が終了です。

エンジンのオイルパンATのオイルパン、両方共、オイル漏れを起こす頻度が高い部分です。

普段止めている駐車場に何かしらのシミが出来る場合は何処からかオイル漏れをしているかも知れません。
車の場合、勝手に治ることはないので、修理が必要です。
大事になる前に、点検・修理をお勧めします。

BMW専門店スパークオート 門田でした。

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