◆USSオークションの2010年1-3月期実績
日本の新車市場では、政府によるエコカー減税の補助などが後押しとなり、「プリウス」「インサイト」といったハイブリッドカーや軽自動車などのエコカーの売り上げが順調に伸びています。一方で、日本の中古車市場のほうは、いったいどうなっているのでしょうか。
その1つの目安となるのが、USSオークションです。中古車オークションを行うUSSは、4月、2010年1月から3月期におけるUSSグループの中古車オークション実績をまとめた結果を発表しました。
その結果、USSグループ全体の開催回数は、前年より9回少なくなって208回で、全オークションでの出品台数は、前年同期比3.1%減の61万3821台とマイナスになりました。
また、USSオークションを地域別に見てみると、名古屋や九州、札幌、大阪、新潟でのオークションの出品台数は、前年の数字を上回っていますが、全体としては低調気味となりました。
さらに、特に全国で落ち込みが激しかったのが、福岡、静岡、埼玉、神戸、流通、北陸で、いずれも2ケタ台のマイナスとなっています。
一方、USSオークションでの成約台数はというと、実は9.6%増の36万6427台と好調でした。この増加した理由は、日本の中古車市場において、全体的に中古車のタマ(台数)が不足している現状があり、そのために購買意欲は強いと見られています。
そして、USSオークションでの成約率は、前年同期と比べると6.9ポイント上がって59.7%となりました。
ほんとか? 否かは中古車専売店の方のみぞ知るって感じです!
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