枚方市Y様 BMW E61 525iツーリング オーバーヒート修理
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、枚方市Y様のE61 525iツーリングです。
走行中に、オーバーヒートの警告が出たそうです。
まずは、オーバーヒートの原因の特定から始めます。
手始めに、クーラント漏れから点検します。
点検の結果、クーラントは漏れていませんでした。
続いて、クーリングファンがキッチリ回っているか点検しましたが、こちらも問題ないようです。
原因は、クーラントが循環をしていないようです。
クーラントを循環させるウォーターポンプが回っていません。
この車には、電動ウォーターポンプが採用されていて、ポンプの動作をコンピューターで制御しています。
信号は来てますが、ポンプが回りません。という事は、ポンプ本体の故障です。
ちなみに、この車は、サーモスタットも電子制御しています。
ウォーターポンプを交換する時に、このサーモスタットも取り外す必要があるので、Y様に相談して、サーモスタットも同時交換する事にしました。
早速、部品を手配して、交換作業にかかります。
で、取り外したウォーターポンプとサーモスタットです。
手配した新品の部品に交換し、クーラントを調整して、オーバーヒートしないか、試運転でチェックして終了です。
電動のウォーターポンプを採用することで、コンピューターでウォーターポンプの動作を制御しエンジンの暖気を早くしたり、必要のないときに回さないことで、エンジン出力を低下させないなど、エンジンにとっては、良い事が多いです。
クーラント系統の警告灯が点灯する場合は、早めに修理する事をおススメします。
BMW専門店スパークオート 門田でした。
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