BMWにも使われている 『LED』 の球切れについて
こんばんは。
大阪 BMW専門店 SPARKAUTO イチムラです。
今日の朝の冷え込みは、なかなかのものでしたねぇ。
真冬を待たずして、布団から出るのが億劫になってきました(汗)
今からそんな状態で冬を迎えられるのかって感じですが・・・
本日は、『LED』に関する内容を書かせてもらおうと思います。
ついこないだもノーベル賞の話題で連日報道されていましたので、広く認知
されている『発光ダイオード』の事です。
最近ではBMWも一部のバルブには標準採用されていたりしますが、アフターパーツの
ものも多く、スパークオートではBEAMのフロントエアロに組み込まれております
デイライトもLEDですね。
その『LED』について、間違った解釈で広がっている傾向がありますので
ちょっと説明をさせていただきます。
いちばん大きな誤解ですが、『切れない』と思われていること。
寿命は数万時間と言われていますので、球切れに遭遇するのは確かに少ないのですが
間違いなく寿命がくれば『切れる』ということですね。
ものによっては、早期に切れてしまう場合もあるのですが、それにはいくつか原因が
考えられるようです。
その1は環境温度。通常のLEDは85℃程度までが動作保証されているようですが
車種によってその環境は様々ですよね。熱がこもりやすい構造であったり
エンジンルームは特に過酷な状況になっている場合が多いですので、高温により
寿命に悪影響を及ぼすケース。
その2は高圧リーク電流。HID関連機器で、純正品以外の商品の一部には点灯時の高圧がリークしてしまうものがあるようです。LEDがこうした高圧電流が流れてしまう場所に配線されていたり近くに配置されていることで、破壊されてしまうケース。
その3はサージ電流。このサージ電流というのは突発的に流れる高電圧の事ですが
車載のリレー機器や、カスタムをされている車などに使われている後付のリレー等も
サージ電流の発生源とされています。
通常は問題ない場合が多いようですが、サージ電流の発生源の近くにLEDが設置されて
いることで、破壊されてしまうケース。
最後は静電気。意外ですが、たしかにこの冬場はよく『パチっ』となること多いですし
地味に痛かったりしますよね。ライト類のレンズは樹脂やガラス製ですが空気が乾燥する
冬場などにタオルで擦ったりすると帯電してしまいます。これが原因で破壊されることも
あるようです。白色や青色系のLEDは構造上とてもデリケートなようなので注意しないといけないみたいです。
ずらずらっと書かせていただきましたが、基本的には長寿命なLEDなんですが
このような原因で切れてしまう事があるんですよ、ということをご理解いただければ
いいなぁと思っております♪
単純な製品不良の場合もございますが、頻繁にLEDが切れることがあれば
上記のいずれかの要因があるかもしれませんので、そうしたお悩みの方がいらっしゃれば
一度点検をおススメいたします。
もちろん作業はスパークオートにお任せくださいね!
大阪 BMW専門店 SPARKAUTO イチムラでした。
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