メルセデスEクラス狙いで登場したアッパーミディアムクラスE34
こんばんは、
大阪 BMW専門店
SPARKAUTO です。
1985年に先行して発売されたメルセデスのEクラス(W124)が世界的に
爆発的な販売を記録するようになり、それを追う形で1988年にフルモデルチェンジしたのが
このミディアムクラスサルーンBMW5シリーズE34でした。
BMWの5シリーズはW124よりも若々しいイメージを全面に押し出しスポーティ感を強調したモデルとなったのです。
3.5L搭載の上級モデル「535i」と2.5L搭載の「525i」が国内ではラインアップされましたが、
本国ドイツでは520iや518i、520dといった廉価モデルも登場し幅広いバリエーション展開が
行われたのです。
伝統のシルキーシックス、直列6気筒で3.5Lは211馬力、2.5Lは170馬力を発生し、
FRのレイアウトとなっていました。
フロントはBMWの特徴であるキドニーグリルを配し、CD値は0.32、0.31と高速走行安定性を保つ空力特性を確保するモデルとなったのです。
電子制御4速AT、盗難防止セントラルロッキングシステム、ABS、535iにはオンボードコンピュータを標準装備し、エレクトロニクス化のさきがけともなったモデルでした。
国内ではまさにバブル期の発売であり、E30の3シリーズからの乗り換え需要も多く、
かなりの販売台数を記録したモデルとなりました。
このモデルから5シリーズというものが国内でも鮮明に記憶されるモデルと
なっていったことは間違いありません。
まさに今の5シリーズの礎を築いたモデルがこのE34だったのです。
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