和歌山県Ｔ様　BMW E39 530i　光軸ロッド交換

ＢＭＷ専門店スパークオート　メカニックの門田です。
今回は、和歌山県Ｔ様のＢＭＷ　Ｅ３９　５３０ｉです。
作業内容は、Ｅ３９では定番、ヘッドライト光軸ロッドの交換です。
先日、お問い合わせを頂き、症状の確認のためにご来店されました。
実際にヘッドライトを確認してみると、ヘッドライト内のリフレクターはグラグラになっていました。バルブキャップを外して覗き込んでみると、折れているのが確認できました。
Ｔ様にも、確認して頂き、作業日時のご予約を頂いていました。
今回は、交換作業です。
まずは、ヘッドライトを車両から外します。
ライトが外れると、作業の邪魔になるバルブなどを外し、光軸ロッドを取り外していきます。
外れた光軸ロッドがコチラ↓
かなりバラバラになっています。
これでは、光軸の調整用スクリューをいくら回しても、光軸は調整できません。
ヘッドライト内には、小さい破片が残っているので、ライトを逆さにしたりして出来る限り破片を取り除きます。
破片が取り除けたら、新品の光軸ロッドを組み込んでいきます。
外したバルブなども取り付けて片側の作業終了です。
もう片側も同じ作業して、ヘッドライトを車両に戻し、まずは、点灯確認をします。
きちんと点灯したら、光軸を調整して作業終了になります。

Ｅ３９では定番の修理ですが、この光軸ロッドが折れていると、光軸が定まらないので、車検に合格できません。
なかには、タイラップなどで強引に車両ハーネスに固定している場合もありますが、この修理の場合、最悪の場合タイラップなどが車両ハーネスを痛めてショートなどを起こし、車両火災になる恐れがあります。

お車のメンテナンスに関する事などお気軽にお問い合わせ下さい。

ＢＭＷ専門店スパークオート　門田でした。