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BMW 5シリーズ のハイブリッドコンセプトカー

BMWがスイスのジュネーブ・モーターショーで、新型「5シリーズセダン」のハイブリッドバージョン車となる「コンセプト 5シリーズ アクティブハイブリッド」を発表しました。

ところで、BMWのハイブリッド車といえば、すでにあるのをご存知でしょうか。「X6」がベースの「アクティブハイブリッドX6」と「7シリーズ」がベースの「アクティブハイブリッド7」が発売されています。この2モデルは、どちらも4.4リットルV型8気筒エンジンにモーターの組み合わせた車です。

一方で、今回のコンセプト5シリーズアクティブハイブリッドは、前の2モデルと大きく違う点が、BMWとしては初めて直列6気筒エンジンが基本のハイブリッドシステムを搭載したことです。

エンジンは「535i」グレード用のN55型直噴3.0リットル直列6気筒シングルターボ、ツインスクロールタイプ。トランスミッションは8速ATで、モーターは最大出力54ps、エンジンとの統計出力は約360psとのこと。しかも、モーターは発進時に素早く最大トルクを発生するモード、中間加速をサポートするモードの2モードを備えています。一方、モーター単独、エンジン単独、エンジン+モーターの走行モード3種類があり、アイドリングストップ、回生ブレーキも装備されているようです。

あくまでBMWの哲学である「エフィシエントダイナミクス」(より少ないエネルギーで、より高い性能を)のもと、BMWによると、535iグレードと比べ、燃費とCO2排出量は10%以上の改善を達成しているとのことです。 日本での発売を早く期待するところです。

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