title image

スタッフブログ

BMW メンテナンスの基本エンジンオイル交換について

 


エンジン

こんばんは!

BMW専門店スパークオート三浦です!

最近、毎朝聞こえてくる蝉の声に夏を感じてます!!笑

 

さて、今回は車のメンテナンスには欠かせないエンジンオイル交換についてです!

車にとって、エンジンはとっても重要な部分で、私たち人間に例えると『心臓』にあたる部分です。心臓は『血液』がないと機能しませんよね?エンジンもその血液にあたる『エンジンオイル』が無いと全く機能しません。ということは、『エンジンオイル』も、車にとって、とてもとても重要なものといえます。

 

そこで、エンジンオイルの役割をいくつか挙げてみましょう!

①エンジン内部で、クランクシャフトやカムシャフトが高速回転する際に生じる金属同士の摩耗や焼き付きなどを軽減するため、エンジンオイルで潤滑しています。

②燃焼や摩耗によって、とても高温な状態になっているエンジン各部の高熱を冷却しています。エンジン各部を回って熱を吸収したオイルは『オイルパン』に戻ってまた冷却されます。

③エンジン性能やエンジン寿命を低下させないように、回転運動によって発生する様々な汚れ(スラッジ)が、特定の場所に溜まらないように、エンジンオイル自ら汚れを吸着したり、分散したりしています。エンジンオイル交換時に、エンジンオイルが黒く汚れているということは、これらの洗浄作用が正常に行われているという証です。

④燃焼の熱によって、とても高温な状態になるエンジン内は、外との温度差により水分が発生しやすく『錆』が発生したりします。これも、様々な汚れ(スラッジ)と同様、エンジン性能やエンジン寿命に大きく影響するため、エンジンオイルはこれらの『錆』の発生の予防をしています。

 

さて次に、エンジンオイルの種類と規格についてです。

エンジンオイルは、製法によって『化学合成油』『部分合成油』『鉱物油』とに分類されます。これらのベースオイルに『添加剤』をプラスしたものをエンジンオイルといいます。

エンジンオイルには、『ガソリンエンジンオイル』と『ディーゼルエンジンオイル』の2つ。また、ガソリン車とディーゼル車どちらにも使用できる『ユニバーサルオイル』があります。

これらの区別は、品質による規格『SM』や『CD』などの、ガソリンの種類と品質グレードの組合せによる表記をみれば分かります!

さらに、粘度による規格があります。ここで代表的なものとしてSAE規格があります。

エンジンオイルは、『低温時は硬く、高温時は柔らかい』という特性をしていますので、エンジンの種類や運転状況、車を使用する環境などに合ったエンジンオイルを使用しましょう!

SAE規格は、『5W-30』のような表記になっており、『5』は低温時の粘度を表しており、数字が小さいほど低温時でも柔らかいということを意味していて、朝イチのエンジン始動性が良いことや、燃費が良いなどの効果があります。『W』は、winter(冬)の略で、『30』は高温時の粘度を表しており、数字が大きいほど高温時でも粘度を保ったオイルだということを意味していて、エンジンを高回転で回していても硬さを保てるということを示しています。

ちなみに、BMWなどのドイツ車の場合、水温油温共に高めのエンジンなので、暖機が終わればオイルは温められ柔らかくなるので、この高温時の粘度は30でも40でも、低温時の粘度が同じ『5W』であれば特に気にしなくていい程度の範囲なのだとか…

そして最後に、気になる交換時期です!

オイルの劣化は見た目で判断することは非常に難しく、使用状況によっても異なるため、一般的には『距離』『使用期間』で交換時期を判断します。しかし、使用していなくてもエンジンオイルは酸化し、劣化しますので要注意です。

交換時期の目安として、よく3,000㎞〜5,000㎞程度と言われていますが、BMWの場合は、はるかに長い距離で推奨されています。車種やエンジン、オイルの種類、運転状況などによって劣化具合は異なってくるため距離だけで判断するのは難しいですね…。

BMWはエンジンをかけるときに 、『Inspection◯◯◯㎞』という表示が出ます。この距離までオイル交換しなくていいですよという表示です。これは、油温、油圧、走行距離、エンジンの回転数、時間などの条件から計算されています。エンジンオイルに厳しい走り方をすると、その表示が実際の走行距離より早く減ります。もちろん、これは指定オイルでの条件ですので、それ以外のエンジンオイルを使用している場合は異なりますし、やはりBMWの高性能なエンジン性能を維持し発揮し続けるには、こまめにエンジンオイル交換をしてあげた方が良さそうですね。

基本のオイル交換…ついつい先延ばしにしてしまいがちですが、とっても大事なメンテナンスだということを、少しでもお分かり頂けましたでしょうか。

ちなみに弊社では、BMWの専門知識を知り尽くした上で、超高性能で完璧なまでにエンジン保護性能と流動性を発揮し、油膜保持性と熱安定性、省燃費性にも優れ、ストップ&ゴーを繰り返す市街地走行などでの高い潤滑性能と酸化安定性を発揮するエンジンオイルを使用しております。交換時期としましては5,000㎞もしくは6ヶ月いずれかの早い方でおすすめしております。

エンジンオイル交換時期や、BMWのメンテナンスについて、分からないことがありましたら、お問い合わせください!

愛車のBMWを永く快適にお乗り頂けますよう、スパークオートは皆さまと一緒に考えていきたいと思っております( ´ ▽ ` )ノ♪

BMWの事なら → 頼りになるスパークオートへ

 

 

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください