大阪市O様 BMW E65 750i AT故障修理
BMW専門店スパークオートの津村です。
大阪市のO様からE65のオートマチックトランスミッションの修理ご依頼をいただきました。
症状はAT故障の警告灯は常時点灯状態で、とりあえず動きはするのですが、Dレンジが3速発進状態でD及びR共にシフトレバーを2度操作しないと入らない状態でした。
とりあえずテスターで診断してみたら。
クラッチAの異常とEGSとCASの通信エラーとパーキングギアのエラーを拾っています。
おそらくは、メカトロニクスとATクラッチ系統を繋いでいるスリーブが損傷して油圧がかからなくなり、クラッチが焼けてしまったのではないかと想像します。
スリーブの損傷だけであれば弊社でも修理は可能なのですが、ATFがどのような状態なのかでAT交換又はオーバーホールしか修理の手がなくなる可能性もあり、その場合は専門の業者にATを送って治して貰う事になります。
と云うことでATFを抜いてみたら、見事に真っ黒で焼けています。
重症コースなのでATを外して業者送りにします。
てな感じでATを外して送り、業者さんから状況の説明を受けたら、やはりスリーブが破損しておりATFの流量が足りなくなった事でクラッチ類・トルクコンバーター共に焼けてしまっていたとの事です。
修理上がりで戻って来たATを組みつけて、試運転・その他のチェックの上で無事完成となりました。
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