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スタッフブログ

三重県 F様 BMW E90 320i 車検整備

BMW専門店スパークオートの津村です。
三重県F様のご依頼でBMW E90 320iの車検整備です。
まずはシリンダヘッドカバーのオイル漏れ修理から。
シリンダヘッドカバー後部右側からの漏れ。
それに1番プラグ穴周辺からの漏れです。
4年ほど前に他の工場でパッキンのみの交換はされているようですが、今回は12万キロ超えな事も考慮してシリンダヘッドカバーAssyでの交換です。

シリンダヘッドカバーを外して液体パッキンの付いている箇所は、液体パッキンを綺麗に取り去り清掃します。
外したシリンダヘッドカバーを良く見ると、1番プラグ穴周辺の漏れはエキセントリックシャフトセンサーのコネクター穴のシールが表裏逆に取り付けられていた事が原因だったようです。
正しくはこちら向きになります。
当然ここのシールも交換します。
新しいシリンダヘッドカバーを組み付け終えたら、次はオイルフィルターケース取付部からの漏れ修理です。
凹みにオイルが溜まっているのが見て取れますね。
取り外して取付面を清掃します。
オイルフィルターケースは洗浄して綺麗にした後、新しいパッキンを取り付けてエンジンに組み付けます。
組付け後周辺を綺麗に洗浄してエンジンを始動。
漏れが止まっている事を確認します。
シリンダヘッドカバーの漏れも同様に確認してオイル漏れ修理は完了です。
続いてテンションストラット(テンションロッド)のブッシュ交換です。
中のオイルが漏れ出した跡が見て取れます。
左右両方新品のブッシュに抜き換えします。
続いてはエアバック警告灯が点灯していましたので、原因のシートベルトテンショナーを交換します。
上が新品・下が不具合部品です。
最後にバッテリーが弱っていたので交換して、テスターにて交換記録をして作業は全て完了となりました。
あとは検査場に持ち込み検査で合格すれば終了となります。

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