title image

スタッフブログ

大阪府H様 BMW F33 435i 冷却水及びエンジンオイル漏れ修理

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。
BMW専門店スパークオートの津村です。
本年度最初の仕事は、冷却水漏れで急遽初のご入庫をいただきました大阪府H様のお車、BMW F33 435iの修理です。
当初冷却水漏れでのご依頼だったのですが、工場に車両を搬入時に何やらオイルの焼けた匂いが・・・
シリンダヘッドカバーが結構漏れています。
なので追加で見積もりをさせていただき、作業のご了解をいただいたので並行して作業にかかります。
先ずオイル漏れですが、エンジン外側とプラグホール側の内側に漏れています。
オイルの焼けた匂いの原因は外側に漏れている方ですが、いずれにしてもパッキンはセット物なのでシリンダヘッドカバーのパッキンは全て交換です。
カバーが外れたら取付面を綺麗に清掃します。
カバー取り外し時に取り付けボルトがシブい箇所が何箇所かありましたので、同サイズ同ピッチのボルトを通してカジリがないか確認しておきます。
シリンダーヘッド側の取り付けボルト穴のネジがカジリがあると、取付時にネジが損傷したりナメたりして大事になる事があるので確認は大切です。
外したシリンダヘッドカバーのパッキン取付部を清掃して、新品のパッキンをセットします。
新しいパッキンはゴムが当然柔らかくてフニャフニャです。
弾性がある分パッキン取付部の溝に挿入後、清掃が不十分だと外れて来たりして取付時に苦労するので清掃は大切。
あとはエンジンに組み付けて、ボルトを締め付け順番通りに規定トルクで締め付けます。
冷却水漏れの原因は、ラジエターアッパーホース~リザーバータンクを繋いでいるパイプの損傷です。
プラスチックなので年数経てば折れます。
仕方ないです。
新品のパイプに交換して冷却水を注入。
エア抜きの暖気前にオイル漏れで汚れている箇所を綺麗に洗浄します。
その後、暖気がてらオイル漏れが止まっている事の確認と他に漏れがないか確認して、最終試運転を実施して完了となりました。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください