「サーブ」にBMW製エンジン搭載か
スウェーデン「サーブ」の自動車にBMW製のエンジンが搭載される動きがあるようです。
今年9月、サーブがBMWからエンジン供給を受ける方向で協議を続けていることが公式に明らかになりました。
サーブの親会社にあたるオランダのスパイカー・カーズが明らかにしたもので、
同社によると「BMWとの間でエンジン供給に関する協議を行っているのは事実。
最終合意に達すれば詳細を公表する」とのこと。
サーブ・オートモービル (Saab Automobile AB ) は
、スウェーデンの自動車メーカーとしておなじみ。
航空機や軍需品メーカー「SAAB」の自動車部門として1947年に設立されて以来、
1990年、アメリカのゼネラルモーターズの出資を受けてSAABから分離されて単独会社となって
2000年から同社の完全子会社となりました。
そして、2009年2月20日、経営悪化のために会社更生手続きに入って、
2010年、サーブ・スパイカー・オートモービルズとして、スパイカー・カーズの傘下企業に。
ただし、今でも一般に「サーブ」として知られています。
さて、BMW製のエンジンを搭載するサーブの第1号車は、
2012年にデビューすると予想されている次期『9-3』が有力と見られています。
さらに、WRC(世界ラリー選手権)でもサーブはBMWからエンジン供給を受けて数年以内に参戦する可能性も。
果たしていったいどんな車として登場するのでしょうか。
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