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スタッフブログ

BMW パワステベルト&エアコンベルトの痛み

スパークオート メカニック 門田です。
今回は、パワステベルト&エアコンベルトについてです。
まずは、パワステベルトですが、このベルトはパワステポンプの他に、オルタネーターウォーターポンプにもかかっている為、もし切れたりするとパワステが効かなくなるだけではなく、発電やクーラントの循環もしないので、車にとって重要なベルトです。
そして、パワステベルトに限らずベルトが切れた時に、最悪の場合、切れたベルトがラジエーターホースを傷つけたりして、ベルト以外の交換部品が発生することもあります。
次に、エアコンベルトですが、このベルトは、エアコンしか、かかっていませんが、パワステベルトの交換をする為に、外さないといけないので、当社では、パワステベルト交換の時に、一緒に交換をオススメしています。
では、ベルトの確認の仕方ですが、BMWの場合、ボンネットを開けて上からのぞいただけでは、ベルト自体どこにあるのかなかなか確認しずらいです。
(写真はE46 6気筒です)
ライトや鏡などを使えば、上からでも確認出来ないことはないですが、その確認の仕方だとしっかりした確認が出来ません。
キチンと確認するには、車をリフトアップして、アンダーカバーを外して、下から確認すると、ベルトがよく見えます。

左の写真(E39 6気筒)は、下から映したものです。
上からでは、見えないベルトも下からだと、よく見えます。

上の写真は、ベルトのアップです。
左の写真のベルトはひび割れが始まりだした状態です。中央と右の写真のベルトは、ひび割れがかなり進行しています。この状態だと、いつベルトが切れてもおかしくありません。
先に説明したように、ベルトが切れてしまうと、大変な事になりますので、そうなる前に交換をして下さい。
そして、ベルトに関してもうひとつ紹介します。
これらのベルトに張力をかけている、テンショナーという部品です。エンジンをかけるとシュルシュルといった音がするようなら、この部品があやしいです。
テンショナーは、ベアリングを使っているので、そのベアリングが内部で摩耗をすると、回転させた時にシュルシュル/シャリシャリといった音を発生します。
もし、ベルトを交換するなら、まだ、音がしていなくても、このテンショナーも一緒に交換をオススメします。

車種によって工賃・部品代が違ってきますので、もし交換をお考えでしたら、お問い合わせください。

BMW専門店スパークオート メカニック 門田でした。

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