東大阪市N様 E90 オイル漏れ修理
BMW専門店スパークオートの津村です。
本日はN46B20Bエンジンの定番箇所のオイル漏れ修理です。
まずはシリンダーヘッドカバーパッキンの交換。
シリンダーヘッドカバーを外してパッキンと、エキセントリックシャフトセンサーのコネクター部シールフランジと、プラグパイプのOリングを交換します。
今回は、バキュームポンプの漏れ修理もあるので、この状態の時にそちらを先に作業します。
バキュームポンプを外してバラします。
バラした後、綺麗に洗浄します。
洗浄しましたが、シールの入る溝にオイルのスラッジが固まった物が結構付着しています。
このままでシールを組むと早期に漏れる恐れもあるため、綺麗に取り除きます。
綺麗になりました。
新品のシールを使用し、本体を組み上げてエンジンに取り付けます。
シリンダーヘッドカバーパッキンも新品に交換の上、エンジンに取り付けて指定トルクにて締め付けます。
組み付け完了後、汚れを洗浄してエンジン始動。
アイドリング・レーシング等で漏れが確実に止まっている事を確認して完了です。
N様にはオイルパンも漏れがある事をお伝えしていたのですが、洗浄後30分程度で垂れれ来そうになっています。
早期に修理が必要です。
また、定番で冷却水漏れの原因になりやすいこちらの箇所も、そろそろ折れそうな感じが見受けられます。
こちらは漏れると云うより、折れて冷却水が一気に漏れるので、そうなる前に交換をおススメします。
エアコンフィルターも詰まりだけでなく破れがあり、そのままにしておくと室内のエバポレーターのフィンが目詰まりしたりします。
早目に交換をおススメします。
N様、今回始めてご入庫いただきましたが、今後も何かありましたら気軽にお声がけ下さいね。
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