エンジン警告灯点灯 + エンジン不調
BMW専門店スパークオート メカニック 門田です。
今回は、エンジン警告灯が点灯し、エンジン不調で、お預かりしたT様のE90 325iについてです。
まずは、専用テスターで、どんなトラブルコード(故障コード)が入っているかを、チェックします。
入っていたトラブルコードは、5番シリンダーのミスファイアでした。
このコードから、推測できるのは、5番シリンダーのプラグの異常・イグニッションコイルの異常などが、考えられます。
大体の見当がついたところで、スパークプラグやイグニッションコイルが、点検できるように、エンジンカバーなどを、外していきます。
ここまで、バラしたら、次は、イグニッションコイルを外します。
外したイグニッションコイルです。
外見からでは、何が壊れてるのか、わかりません。
どうやって、故障しているか判断するか?と言うと・・・。
簡単な方法は、とりあえず、今、入ってるトラブルコードを消去してから、あやしい5番のイグニッションコイルを、外しやすい1番のイグニッションコイルと入れ替えてみます。つぎに、エンジンをかけて、トラブルコードが入るか?を、確認します。
エンジン警告灯が点灯すると、テスターでトラブルコードをチェックします。トラブルコードが5番シリンダーから1番シリンダーに変わっていると、元々5番についていたイグニッションコイルがダメだと、判断できます。
変わっていなかったら、5番のプラグ、イグニッションコイルまで電気がきているか?・配線は大丈夫か?等を、調べていきます。
この車両は、トラブルコードが変わっていたので、元5番のイグニッションコイルが、故障してエンジン不調をおこしていました。
あとは、新品のイグニッションコイルに交換し、エンジン警告灯が点灯しないか?・エンジン不調をおこしていないか?を、確認して、元通りに復元します。
復元できたら、試運転して、走行中に何か異常がないかを、チェックします。
試運転で異常が無かったので、T様のお車に関しては、これで、全ての作業が終了です。
当社では、専用テスターを持ってますので、エンジン警告灯やその他の警告灯が、点灯してお困りの方は、お問い合わせ下さい。
スパークオート メカニック 門田でした。
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