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ホンダとトヨタのF1撤退

かつて1980年代後半、ホンダF1やドライバー、アイルトン・セナらの活躍により、日本で空前の「F1ブーム」が起きました。日本GPのチケットはプレミア化し、F1雑誌が書店にズラリと並び、当時、F1を初めて知った人も多かったことでしょう。しかし、日本のF1ブームは、バブルの崩壊、そして1994年にセナが事故死したことで、急速に下火になって行きました。

 そんな中、1990年後半から、ホンダがF1に復帰し、トヨタも新たに参戦を開始しました。さらに、佐藤琢磨の登場などにより、再び盛り上がりを見せてきます。しかし、2008年、アメリカのリーマン・ブラザースに端を発した世界的な経済不況により、まず、ホンダが撤退し、さらにトヨタも2009年シーズンを最後に、F1から去ることになりました。

 トヨタは2002年からF1に参戦しました。時折、表彰台に立つ活躍も見せながら、結局、1勝もできないままでした。なお、トヨタが誘致した冨士スピードウェイでの日本GPも、2007年と2008年の2年だけで、鈴鹿サーキットに戻っています。

 

一方、トヨタの撤退は、シーズンが閉幕して3日後に緊急記者会見で発表されました。BMWもすでに撤退を決めており、世界を代表する自動車メーカーのF1撤退は、日本だけではなく、世界中を震撼させました。

まさかハイブリッド車のF1の時代がくるとは思いたくはありませんが、ひょっとすればひょっとするかも!?

BMW 専門店 SPARKAUTO 岩田でした。

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