◆BMW 今後のエコカー戦略での可能性
BMWグループの環境にいい車“エコカー”へのシフトが加速しています。
12月1日、BMWグループとトヨタ自動車が環境分野での技術提携を発表したことは、
世界の自動車市場で大いに話題になりました。
そして次の手として、BMWが今度は燃料電池の分野でGMと提携する可能性が出てきたと、
ドイツの経済誌『Wirtschafts Woche』電子版が伝えています。
Wirtschafts Wocheによると、
BMWとGMが燃料電池分野で提携交渉を進めているとのこと。
さらに、BMWはGMと交渉中であると認めた一方、GMはコメントを拒否したとも報じています。
この両社が提携する正式な発表は、Wirtschafts Wocheは
2012年1月にアメリカ・デトロイトで開催されるデトロイトモーターショー12が終わった後になるのではないかと予測しています。
また、電気自動車(EV)の分野においても、
BMWの新たな動きが出てきているようです。
欧米や日本の他の自動車メーカー同様、BMWが中国において
専用のEVブランドを立ち上げる可能性があると、『オートモーティブニュース』が
BMWの取締役の1人のコメントとともに伝えています。
BMWのEV新ブランドは、BMWと華晨中国汽車による現地合弁会社
「BMWブリリアンス」が設立する見込みで、BMWブリリアンスは2011年4月に
上海モーターショー11の会場で、同社が独自開発した『5シリーズ』
プラグインハイブリッドを初めて公開したことで知られています。
このようにEV市場にもBMWは積極的に参入する動きが見られます。
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