◆BMWの二輪フラッグシップモデル「S1000RR」2012年型
BMWの二輪車部門といえば「BMWモトラッド」です。
そのBMWモトラッドでは先日、2012年型『S1000RR』の概要を発表しました。
S1000RRといえば、BMWが誇るフラッグシップモデルにあたり、
2009年にBMWモトラッドがWSB(スーパーバイク世界選手権)
に参戦を開始するための“ホモロゲーションモデル”として発表されたスーパースポーツモデルです。
ちなみに日本市場では2010年1月に発売されて以来、ユーザーからも乗りやすさ、
走り心地などでとても好評を得ているモデルです。
そして注目された最新の2012年モデルは、
レース参戦から得られたさまざまなノウハウをフィードバック。
さらに運動性能がアップしたものの、現状モデルとの違いといえば、
テール部分やサイドパネルぐらい。しかしながら、サスペンションのジオメトリーが変更されているのをはじめ、
10段階で調整できるメカニカルステアリングダンパーが採用され、
ステアリングヘッドの改良によってエアインテーク量がアップするなど
実は見えない部分で大きく進化しています。
なお、999cc4ストロークエンジン、最大出力193psは前モデルと同じ。
ただし、改良チューニングによって中速域のトルクが増してスロットルレスポンスも向上し、
レースABSやダイナミック・トラクション・コントロールの熟成もなされているため、
レースでの活躍はもちろん、BMWモトラッドファンの注目を集めることは間違いなさそうです。
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