◆オープンカー人気のアメリカで「新型M6カブリオレ」初披露
今年4月4日からアメリカで開催された「ニューヨークモーターショー12」のBMWブースで、
新型『M6コンバーチブル』(日本名『M6カブリオレ』)が最も注目を集めたのをご存じでしょうか?
先の3月、BMWは、スイスのジュネーブモーターショー12で新型『M6クーペ』をワールドプレミアしました。
そのオープンバージョンとなるこの新型モデルを約1か月遅れで初めて登場させたのが、
世界におけるオープンカーの最大市場といわれるアメリカ。これはまたBMWの販売戦略がチラッと垣間見られますね。
さて、この新型M6カブリオレ、新型『6シリーズカブリオレ』がベースになっていて、
BMWの子会社で『M3』『M5』の開発・生産を手がけるBMW M社が性能アップを目指して開発したモデルです。
6シリーズカブリオレと同じく、電動ソフトトップを装備。また、車両の軽量化も追求されていて、
たとえばドアやボンネットはアルミ製。サイドパネルには熱可塑性樹脂が使われているほか、
トランクやソフトトップ格納カバーには「SMC」というグラスファイバー複合素材も採用されています。
なお、搭載エンジンは、新型『M5』から引き継いだ圧倒的なパワーが特徴の直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボ。
トランスミッションは7速Mダブルクラッチで、0-100km/h加速が4.3秒、最高速が250km/h(リミッター作動)です。
ちなみに、Mドライバーズパッケージではこのリミッターを解除することもでき、もし解除した場合の最高速は305km/hに達するとのことです。
【関連情報】
BMW Automobiles
http://www.bmw.com/com/en/index.html
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