BMW E60 キャリパー塗装
こんにちは津村です。
世間は3連休ですが、スパークは休まず営業しています。
さて、本日はE60のキャリパー塗装作業です。
これが手間かかります。。。
利益ないです。。。
かなり疲れます。。。つД`)
まずキャリパーを車両から外します。
そしてこれぐらいのレベルまで色々使って綺麗にします。
サンドブラストでもあれば早いのでしょうが、そんなものはないので人力です(笑)
綺麗になったらブレーキクリーナーで脱脂します。
脱脂が出来ていないと塗料が弾いて綺麗に塗れません。
塗ってはいけない箇所にはきっちりマスキングをして塗りに入ります。
マスキングが細かい箇所もあるので、プラモに使うようなマスキングゾルが欲しくなったりします(;´Д`)
愚痴をこぼしてもないものはないので、マスキングテープとデザインナイフで対応します(笑)
キャリパーの清掃・マスキング・塗りとどれをとっても地味に根気強く作業あるのみです。
当社は塗装の設備なんてありませんので塗りは筆塗りです。
これも意外とコツみたいなのがあって、慣れないうちは刷毛目が出まくりで綺麗に仕上がりません。
塗りが終わって乾燥中のキャリパーです。
乾燥と云っても、熱が入らないと硬化しない塗料なので、適当に乾燥させたら組付けます。
ローターもこんな感じで仕上がりました(^^)
後は全て組み付けてブレーキラインのエア抜きをして完了となります。
書くと早いのですが、実は3日かかっています。
なので、顧客へのサービス的要素の強い作業ではあります。
そして頻繁には頼まれたくない作業でもあります(笑)
個人的にはもう少し工賃上げてもいいのかな?とも考えています。
安いと依頼は入りやすいけど反面会社の利益には繋がりにくく、高すぎると依頼が来ない。
設備を投入すれば早く出来るけど、設備投資分をペイ出来るだけの仕事量が必要になる。
全ての事に言える事ですが、この辺りはジレンマですね。。。
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