BMW E36 ブレーキスイッチ交換
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、大阪市北区N様のBMW E36 318iです。
テール交換でご入庫戴きました。
テールは、トランク内部からナットを3つ外すと、取り外す事が出来ます。
難なくテール交換を終え、点灯チェックをしていると、ブレーキが点灯しない。
左右ともにブレーキランプが点灯しません。ハイマウントブレーキランプも点灯していません。
ブレーキランプが全く点灯しない状態でした。
いっぺんに3つバルブが切れる事は、あまりないのですが、とりあえずバルブをチェックします。
バルブをチェックしましたが、3つともバルブは大丈夫でした。
次に、各ブレーキランプの電源をチェックすると、電源が全く来ていません。
となると、怪しいのはヒューズかブレーキスイッチになります。
まず、チェックが簡単なヒューズを確認します。ヒューズは切れていません。
次に、ブレーキスイッチの点検をします。
点検すると、スイッチを動かしても全く反応がありません。
スイッチを分解してみると、接点が焼けてしまっています。原因がわかったので、N様にご連絡して部品を注文です。
新しい部品と交換し、ブレーキランプが点灯するか確認します。
全てのブレーキランプが点灯したので、今回の作業は終了です。
ブレーキバルブが1つ切れていても、他のブレーキランプが点灯していれば後続車はブレーキを踏んだことが判りますが、今回のように全てのブレーキランプが点灯しなければ、後続車がブレーキを踏んだことが判らず、大変危険です。
ブレーキに限らず、ランプがキチンと点灯するか、定期的に点検する事をオススメします。
BMW専門店スパークオート 門田でした。
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