BMW ブレーキキャリパー ちょっとした豆知識
BMWに限ったことではないのですが、欧州車はホイールのセンターがハブで出しているものが多く、ハブが錆びてしまうとホイールがかじりついて外れない事がたまにあります。
こうなってしまうと、もしものパンク等でユーザー様がホイールを外す必要性が出た時に外せなくて困る事態が発生したりします。
こういう時はホイールボルトを一本だけ残して後は全て抜いて、残した一本を半分ぐらい緩めて車両内側からタイヤを蹴るなりすれば外れるのですが、緊急時に車載工具のジャッキ等でそういう技を使うと非常に危険です。
他に、ホイールボルトを全て外してタイヤを手で可能な限り早く回して、回してる所で他の誰かにブレーキを踏んで貰うと云う荒業もありますが、これはこれで危険なのでお勧めしません。。。
なので、車検なり点検なりの時にハブ周りの錆を落として貰うのが一番なのですが、言わなくてもしてくれている業者とそうでない業者があるので一声かけておくのがベストです。
アルミ側に着いた錆は真鍮製のブラシで掃除すると傷も入りにくくいい感じです。
ハブの錆はワイヤーブラシ等ですぐ落ちますが、そのままホイールを着けるとすぐ錆てしまうので、グリスやWAKO’Sのスレッドコンパウンド等を塗っておくと予防になります。
当社はこういう所もちゃんと整備してお渡しするように心がけています。
ちなみに何でここが錆びやすいかと云うと電位差の関係なのですが、ちょっと専門的な話になるので知りたい方はググってみよう(笑)
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