コンビニで「カーシェアリング」の動き
1台の自動車を複数の人々が共同で利用するシステムを「カーシェアリング」といいます。例えば、自動車を購入できない人や高い駐車料金を払えない人など、都心部を中心にカーシェアリングが広がりを見せています。
似たようなシステムに、レンタカーがあります。しかし、レンタカーが通常6時間以上の利用料金からなのに対して、カーシェアリングだと15分から30分単位です。通院をはじめ、塾や保育園などへの送迎、買い物などちょっとした利用ができることから好評を得ています。
このカーシェアリングを、コンビニの駐車場で実施する動きがあります。大手コンビニエンスストアのサークルKサンクスが、2010年1月にコンビニ業界として初めてカーシェアリングに本格参入することを発表しました。コンビニ業界では、ローソンやミニストップもすでに首都圏の数店舗で試験的に開始しています。さらに、ファミリーマートも近いうちに導入予定とのことです。
サークルKサンクスでの使い方としては、まずパソコンか携帯電話で希望する店舗の自動車を予約します。そして、駐車場の自動車にあらかじめ入会した会員カードをかざしてドアロックを解除して車内にあるキーを使ってエンジンをかけます。さらに返却する時にコンビニで料金を払います。利用料にはガソリン代、保険代などが含まれており、追加での支払いは不要なのも便利といえます。24時間利用できるメリットもありますが、車に愛着をもてないのもまた事実!所有する喜びをわたしは感じてほしいと思います。
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