東大阪市K様BMW E65 745i エンジン警告灯点灯
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、東大阪市K様のBMW E65 745iです。
ご入庫の理由は、エンジン警告灯の点灯です。
まずは、テスターでエラーコードを確認します。
エラーコードは、ミスファイヤーで1番・2番・4番・6番のシリンダーが入っています。
それと、混合気の異常が入っていました。
ミスファイヤーのエラーが1つのシリンダーだけなら、イグニッションコイルの故障が考えられますが、一気に4つも入っていると、イグニッションコイルの故障は、考えにくいです。
混合気のエラーが入っているので、ガソリンが濃いか、空気量が多いかが考えられます。
なので、まずは、エアマスセンサー以降で、ダクトやホースなどの破れがないか点検します。
点検してみると、ブローバイ装置のバルブ内のダイヤフラムが、破れていました。
K様に、破れている部品を見せて警告灯点灯の原因の説明をしました。
では、交換作業開始です。
まずは、エンジンカバーを外します。
エンジンカバーが外れると、今回作業するバルブはすぐに見えます。
左の写真は、もともとK様のお車についていた部品です。
写真の右に写っている部品が、エア吸いの原因の部品です。
新しい部品です。
キャップとダイヤフラムとバネがセットになっています。
この部品は、片バンクに1つづつ付いているので、もう片側も同じ作業をします。
交換後、エア吸いが無いか点検して、テスターで、エラーコードを消去します。
エラーコードを消去した後、警告灯が点灯しないかをチェックして、今回の作業は終了です。
エア吸いで、チェックエンジンが点灯した場合、症状がヒドイと頻繁にエンストをしたりします。
K様のお車は、幸いそこまでヒドイ症状では無かったので、エンジン不調もあまり感じられませんでした。
チェックエンジンなどの警告灯が点灯している場合は、気軽にお問い合わせ下さい。
BMW専門店スパークオート 門田でした
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