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BMW米工場、累計輸出が15年で100万台達成

BMWのアメリカにおける生産拠点、サウスカロライナ州スパータンバーグ工場からの累計輸出台数が100万台に到達したと、2010年4月、BMWから発表されました。1994年の生産開始から15年で大台に乗せた形になります。現在、この工場では、約5,000人の従業員が働いています。そして、1日当たりで500~600台のBMW車を生産しています。

BMWによると、同工場は1992年6月、米国での現地生産プランが立てられ、1993年からサウスカロライナ州での工場建設をスタートしました。そして1994年9月、スパータンバーグ工場から、第1号車となるBMW「318i」がラインオフされたのが始まりです。

以後、BMWは同工場に総額42億ドル(約3,920億円)を投資して設備の拡張を図り、1996年に「Z3」、2000年に「X5」、2002年に「Z4」、2008年に「X6」と、同工場での生産車種をどんどん追加していきました。

また、同工場では、累計生産台数では2009年9月にすでに150万台を突破しています。工場で生産されるBMWの70%以上が世界約120か国に出荷されており、関係者によると、「スパータンバーグ工場はBMWグループにとってとても重要な役割を持っている」とのことです。

さらに、BMW初の量産ハイブリッド車「アクティブハイブリッドX6」の生産も、2009年10月から始まっています。また、次期「X3」の生産に備えてさらに資金投入して工場を拡大する予定とのことです。

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