2009年度の中古車登録台数、4年連続マイナス
日本の中古車市場は今、とても厳しい時期を迎えていると言えます。
4月、日本自動車販売協会連合会が発表した2009年度(2009年4月~2010年3月)における中古車登録台数が、4年連続でマイナスとなり、前年度比7.5%減の394万7289台と発表しました。
4年連続でマイナスとなった主な原因として、エコカー補助金制度の影響があげられています。古い自動車がスクラップとなって、さらに中古車市場への流通量が減少したほかにも、
需要がエコカーや軽自動車などの新車にシフトしたためとのことです。
一方、車種別で見ると、乗用車が前年度比6.8%減の339万4870台でした。さらに詳しく見ると、普通乗用車は前年度比8.2%減の157万9526台となっています。
そして、小型乗用車が前年度比5.5%減の181万5344台でした。
以上のことから、普通乗用車の下げ幅が大きく、小型乗用車が小さいことがわかります。
政府が行った一連のエコカー補助金制度により、より燃費のいい小型自動車に人気が集まって、新車の購買意欲につながったのでしょう。
ちなみに、乗用車以外では、トラックは前年度比12.2%減の44万4453台と、さらに大幅に落ち込んでいるのがわかります。その中で、
普通トラックは前年度比18.2%減の18万5565台、小型トラックが前年度比7.4%減の25万 8888台でした。
そして、バスはというと、前年度比5.1%減の1万5051台となっています。 このままでは右を見ても左を見てもプリウスばかりになって個性がなくなってしまいそうで・・・・・・・
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