宇治市M様 BMW E90 BEAMコンプリート オーバーヒート
オーバーヒートBMWメンテナンス電動ウォーターポンプBMW E90
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、京都府宇治市M様のBMW E90 BEAMコンプリートです。
ご入庫の理由は、オーバーヒートです。
早速、点検していきます。
クーラントの漏れは無いので、クーラントが循環していないか、ラジエーターファンが回らずクーラントが冷えなくなっているかです。
ファンは、キッチリ回っているので、クーラントが循環していない様です。
念のため、テスターを繋いでみると、電動ウォーターポンプのエラーが入っていました。
この車両も、E60みたいに電動のウォーターポンプが採用されています。
コンピューターでウォーターポンプの動作を制御しているのですが、ポンプ自体が回らないと、クーラントは循環しません。
M様にご連絡をして、ウォーターポンプの交換作業の開始です。
まずは、クーラントを抜いて、ウォーターポンプやサーモスタットのホースを抜いてウォーターポンプを外します。
E60の場合だと、取り付けボルトを外せば簡単に外せるのですが、E90の場合はそうはいきません。
知恵の輪のように、ウォーターポンプを色々回しながら、外します。
後は、新品の部品で復元していきます。
復元が済めば、クーラントを補充しエンジンを始動して、まずは、漏れのチェックをします。
漏れのチェックを済ませ、クーラントのエア抜きをします。
最終、クーラントを規定量に合わせ、試運転でオーバーヒートしないかをチェックします。
オーバーヒートも漏れも無いので、M様のお車は終了です。
最近、クーラント漏れやオーバーヒートなど、冷却系の修理が頻発しています。
ある程度の年数が経過したお車は、樹脂製のタンクやゴム製のホースなどから漏れを起こしやすくなります。
ご心配の方は、お車の点検をオススメします。
BMW専門店スパークオート 門田でした。
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