BMWがイタ車のライセンス生産していたことがあるって本当?
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大阪 BMW中古車 販売店
SPARKAUTO です。
BMWは今でこそ世界を代表する自動車メーカーとなっていますが、
第二次世界大戦後は東西ドイツが分断され、戦後の復興もままならず、
60年代になるまではかなり辛い時期を過ごすこととなるのです。
そんな中で1955年にイタリア・イソ社が製造したイセッタをライセンス生産していた
時期もあるのです。
ご覧の3輪車はなんとフロンドドアを開閉して乗り降りするという独創的なもので、
確かにドイツ人の発想からはかなりかけ離れたクルマとなっていましたが、
こうしたバブルカーは世界大戦後欧州ではかなり流行った乗りもので、これを四輪化したりして、
実16万台も生産・販売することとなったのです。
エンジンは当初245ccのオートバイのものを使っており、その後298ccから582ccのモデルが随時登場
することとなります。
日本でスバル360が登場する4年ほど前のお話となります。
こうしたライセンス生産から徐々に力を盛り返し、60年代には本格的な四輪車を開発生産することが
できるようになったというわけです。
それだけにBMWにとってはこのイセッタは50年代戦後から抜け出すためのかなり重要なファクターであったといえるのです。
スペックといい見かけといい、ドイツ車というよりは陽気なラテン系のクルマという雰囲気が伝わってくるモデルです。
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