BMWで人気のDCTについて

こんばんは、
大阪　ＢＭＷ中古車　販売店
ＳＰＡＲＫＡＵＴＯ　です。

クルマの中でエンジンに次ぐ大きな変化が起きているのがトランスミッションといわれます。
その中でもBMWは近年DCTに大きく力をいれてきています。
DCTとはダブルクラッチトランスミッションの略で構造的にはマニュアルのトランスミッションに酷似しています。
このDCTはクラッチを同心円状に2系統保有しており、奇数段と偶数段にクラッチギアが
分かれています。
この2系統のクラッチをもつことからダブルクラッチと呼ばれるわけです。
この2系統のクラッチを交互につなぎ変えて変速を実現していくのです。
この構造が変速時間を驚くほど短くしており、それがDCTの最大の特徴となっているのです。

これにより実に無駄のないシフトチェンジができるようになり、ステアリングにつくパドルシフトが大きな効果を発揮していくことになるのです。
こうした仕組みを利用するとかなり運転のうまいドライバーでもかなわないほどの
シフトチェンジが実現することになりますので、コーナーでも驚くほど速く駆け抜けていくこと
ができるというわけです。

MT車でなくてはクルマは楽しめないと思っているドライバーの方でもこのDCTに一度乗ればその魅力を存分に味わうことができるのです。
ただ、トランスミッションの世界はまだまだ開発が進んでおり、さらに進化したシステムが導入されることもありそうです。

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