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BMWの経営を大幅に好転させたノイエクラッセの発売

BMW ノイエクラッセこんばんは、
大阪BMW 専門店
SPARKAUTO です。

BMWが現在のような自動車メーカーへと成長する大きなきっかけは
1960年代にノイエクラッセ(NEW CLASS)と呼ばれる1500を発売したことに端を発します。

このノイエクラッセは1961年のフランクフルトモーターショーに新型のミドルクラスセダンとして
登場し一躍脚光を浴びることとなります。
サイズは、全長4500mm、全幅1710mm、全高1450mm で、排気量に比べると大きな
ボディーとなっており、重量も1060kg でかなりしっかりとしたモデルとなっていました。
今ではこの重さは軽いほうに入りますが、エンジンは1499cc のSOHC 直列4気筒で、80ps の最高出力を発揮し、当時としては重かったボディーを148km/h まで加速することができたのです 。
フロント・サスペンションにはこのクルマからBMW で初めてのマクファーソン・ストラット式が採用されています。またこのクルマからモノコックボディのベースが出来上がることとなり、BMWは一躍自動車生産の効率を高めていくこととなったのです。
リアのセミトレーディングアームの採用も後の自動車メーカーの乗用車開発に大きな影響を
与え、多くのメーカーがこのレイアウトの足回りメカニズムを採用するに至るのです。
このクルマの成功がBMWをその後の乗用車メーカーとしての確固たる地位を築く
きっかけとなったのです。

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