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スタッフブログ

豊中市 K様E90 ATオイル漏れ修理

本日はATオイル漏れの修理です。
E90のオートマチックトランスミッションの漏れは、オイルパンから漏れているケースとコネクタースリーブから漏れている2パターンがあります。
コネクタースリーブから漏れている場合、そこだけ交換で良いように思われがちですが、スリーブを外すためにオイルパンを外さないといけないため、基本的に両方交換になります。
オイルパンを外したら交換になる理由は、オイルパンとATオイルフィルターが一体のため、オイルパンを交換せずの作業を行った場合、新しいオートマチックフルードを入れる事により汚れが洗われて再循環し、詰まりや動作不良等を起こす可能性があるためです。
2016-01-12 10.22.32今回はスリーブからの漏れが主原因でしたが、例えばオイルパンからの漏れのみの場合でも、後々スリーブから漏れた時にオイルパンを再度交換しないといけないと言った事も考えられるので、どちらのケースにしろ2点同時交換しておくのが安心・確実です。
2016-01-12 10.31.58とりあえずATFを抜いてオイルパンを外す準備をします。
まだ4万キロ弱の走行なので、それ程オイルも汚れていません。
見た目的には。。。
2016-01-12 11.03.41実際にオイルパンを外してみると、磁石に鉄粉や汚れがベッタリ付着しています。
2016-01-12 11.05.21漏れていたスリーブも外し、スリーブとオイルパンの取り付け部を清掃しておきます。
後は新しい部品を組んで新しいATFを注入するだけです。
2016-01-12 13.36.01オイルの量は30度~50度の間で管理しないといけません。
このため、お預かりしての当日作業はお断りしています。
ATが冷えていないと温度管理出来ませんので。

オイルが規定量なのを確認したら、試運転を行って漏れの最終チェックをして作業完了です。

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