堺市O様 BMW E87 118i Mスポーツ クーラント漏れ修理
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、堺市O様のBMW E87 118i Mスポーツです。
「走行中に白煙が出て、どうやらクーラントが漏れているみたいです。」とご連絡があり、積載車で、お引取りに伺いました。
お車を持って帰り点検してみると、クーラントホースが折れて外れてしまっています。
O様にお見積もりをご連絡し、修理作業開始です。
ひとまず、確認できているホースを交換してから、他にクーラント漏れをしていないかを確認します。
では、折れているホースがコチラ(赤丸部分)↓
パッと見た感じではくっついているように見えますが...
実際に取り外して見ると↓
エンジンに取り付ける部分が樹脂なので、経年劣化で脆くなり折れてしまっています。
これでは、クーラントはダダ漏れです。
新品のホースに交換し、クーラントを補充。
エア抜きをしながら、他に漏れがないかをチェックします。
幸い、他の部分からは漏れが無かったので、引き続きエア抜きを継続します。
エア抜き終了後、再度クーラント量を調整し作業は終了です。
今回のように、樹脂部分からのクーラント漏れの場合、冷却系統一式で交換するほうが望ましいです。
今回交換したホース以外にも、ジョイント部分などは樹脂パーツなので、同じように経年劣化で硬化し脆くなっている可能性が高いからです。
その都度、修理すれば問題ありませんが、工賃が被るところがあったり、クーラントは抜いてしまうと再利用が出来ないため、その都度クーラントの金額がかかってしまうので、修理費用が高くなってしまいます。
なるべくなら、一式での交換をお勧めします。
BMWの修理やメンテナンス、点検や車検などお気軽にお問い合わせ下さい。
BMW専門店スパークオート 門田でした。
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