タイヤの空気圧について
こんばんは。
BMW専門店スパークオートの津村です。
本日はタイヤの空気圧について、少しお話したいと思います。
日々、整備の仕事をしていると、お客様のお車のタイヤの状態や、空気圧のチェックは日常的に行っています。
そんな中で感じるのは、空気圧の管理をしているお客様が本当に少ない事。
タイヤの空気圧は、パンクをしていなくても日々刻々と減少していきます。
空気圧が低いままで乗っていると、転がり抵抗が増えるので燃費悪化に繋がります。
あまりに引く状態ですと、高速走行時等にスタンディングウェーブ現象が発生し、最悪バーストします。
扁平率の低いタイヤを装着しているお車の場合、段差等の乗り越え時にタイヤ内部のコード切れを起こしやすくなり、タイヤやホイールの破損原因にもなります。
また、タイヤの両肩が早期摩耗するため、タイヤの寿命も短くなります。
逆に空気圧が高すぎると、タイヤのトレッド(溝が切ってある部分)を破損しやすくなったり、路面の凹凸等に過敏に反応しやすくなるなど乗り心地が悪くなります。
また、タイヤの中央ばかり摩耗するため、タイヤの寿命が短くなります。
そして、空気圧が高い低いどちらにしても、接地面積が少なくなるためグリップも低下します。
タイヤは自動車の中では、とても重要な部品です。
少なくとも月に一度ぐらいは空気圧チェックをオススメします。
フルサービスのガソリンスタンドであれば、声をかければ診て貰えますし、セルフのスタンドでもタイヤの空気を入れる設備を置いてある所は多いです。
自分でするのは。。。って思われる方は、お近くにお越しの際は気軽にお立ち寄りいただければチェックさせていただきますよ。(^^)
最近のBMWには空気圧警告システムが装着されていますが、ほとんどの場合が動荷重半径式なので、タイヤの回転数差で検出しています。
このため、正常に均等に空気圧が減っている状態は余程でなければ検出しないようです。
要するに警告が出ていない=空気圧が規定値入っているではないのです。
安心・安全なドライブのために空気圧大切です。
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