サッカーW杯開催後の南アフリカで“高級車”による戦いが激化?
数々の感動を呼んだ南アフリカでのサッカー・ワールドカップ。
世界中の人々の注目を集めたこの大会も7月に終わり、
やっと南アフリカでは本来の状況を取り戻しつつある、
と思ったら、なにやら別の戦いが勃発したようです。
その戦いの発端は、
トヨタの高級車ブランド「レクサス」が7月下旬から南アフリカで展開し始めた広告キャンペーン。
このキャンペーンが、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディに「宣戦布告」する内容とのこと。
まず、BMW、アウディ、メルセデスベンツが、
レクサスよりも高価なのに加え、レクサスでは標準の音声認識ナビゲーション、
リアビューカメラ、Bluetoothハンズフリー機能などがオプションで用意していると指摘し
、レクサス全車にライバルのオプション装備が標準ですとアピールしているようです。
ちなみに、南アフリカでは、BMWが「ジョイ」、
アウディが「プログレス・イズ・ビューティフル」、
メルセデスベンツが「スーペリア・エレガンス」をスローガンに掲げています。
これに対してレクサスは「必要な装備に追加負担を求めるブランドに、
ジョイもプログレスもエレガンスもない」とのこと。
サッカーがひと段落した南アフリカで、
高級車による販売競争は激化しているようです。
一部とはいえ、白人の富裕層が多い南アフリカの市場で、
いったいどういった形で決着がつくのか、レクサス以外のライバルの動きも注目ですね。
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