BMWグループ、7月の世界販売台数“9.1%増”
BMWグループは、8月9日、7月の世界中でのトータルのBMW車などの新車販売実績を発表しました。
その結果、BMWをはじめ、MINI、ロールスロイスの3ブランドにおいける総販売台数は、
11万9,982台とのこと。この数字は、前年同月比よりも9.1%増となり、
また11か月連続で前年実績を上回ったことになりました。
まず、ブランド別に見ると、BMWが前年同月比12%増の10万1,490台。
そして、MINIが5.4%減の1万8,241台、ロールスロイスが457.8%増の251台でした。
BMWとロールスロイスの健闘ぶりが目立ちますね。
そして、世界の市場別だと、
中国が前年同月比81.7%増の1万3852台と他の地域に比べて大きく躍進しました。
またアジア全域においても、52.1%増の2万2,629台とやはり伸びています。
一方、地元の欧州はというと、ドイツが30%減の2万3,384台と落ち込んだものの、
英国が25.6%増の1万1748台で好調ぶりが見られます。
さらに米国では10.1%増の2万3,390台、
実は米国においてBMWブランドは“最量販プレミアムブランド”としての地位を築いているのをご存知でしょうか。
そして、BMWグループの今年1?7月世界販売は、
前年同期比12.5%増の81万6014台となりました。
今後の予定としては、2010年下半期に『5シリーズツーリング』、『X3』の販売がスタートします。
また9月には『5シリーズセダン』のロングホイールベース仕様を中国市場に投入する計画もあります。
BMWグループにとって、2010年はトータル的にも見通しの明るい年になりそうですね。
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