BMW デビュー25周年を迎えた『M3』

BMWの『M3』が、2010年7月、デビュー25周年を迎えました。

M3のこれまでの歴史を紐解いてみると、

初代M3が登場したのは1985年。

『M1』用の3.5リットル直列6気筒から2気筒削って開発された2.3リットル

直列4気筒エンジンを搭載して最大出力200psを誇り、

0-100km/h加速6.7秒、最高速230km/hに達するという、

当時ではスポーツカー並み、

またはそれ以上のすばらしいパフォーマンスでおおいに注目を集めました。

一方、初代M3は世界のモータースポーツで活躍したことでも知られています。

1987年、世界ツーリングカー選手権を制覇したのを皮切りに、

同年、コルシカラリーでも優勝を果たしました。

初代M3は1990年に生産終了となりましたが、

累計1万7,970台を販売するほどヒットしたモデルとしてBMWの歴史にしっかり刻まれています。

そして1992年に登場したのが、

2代目M3（E36型）。3.0リットル直列6気筒を搭載して

最大出力は286psにアップ。リミッターを作動しながら、

0～100km/h加速6秒、最高速250km/hという高性能ぶりを発揮しました。

そして1999年、3.2リットル直列6気筒（343ps）を搭載した3代目M3（E46型）、

ｓらに2007年には、4.0リットルV 型8気筒（420ps）を積んだ4代目M3（E92型）が登場して、

モデルチェンジのたびにどんどん進化していきました。

今でも世界中のファンを魅了してやまない『M3』。

気づいたら25年経っていたというファンも多いかもしれません。

これからもM3はいったいどう進化していくのか、期待が高まりますね。