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スタッフブログ

八尾市H様 E60 電動ウォーターポンプ交換

BMW専門店スパークオートの津村です。
時折オーバーヒートの警告が出るとの事で、八尾市のH様ご入庫いただきました。
ところが入庫時特に警告も出ていない状態で、冷却水の循環も問題なさそうです。
テスターで故障の履歴を見たところ。
ウォーターポンプのエラーが3項目上がっておりました。
このエンジンのウォーターポンプではたまにあるのですが、壊れ始めなのかウォーターポンプが時々動かなくなる事があります。
動かないなら完全に動かなくなってくれればいいのですが、中途半端に動かなくなるのが質が悪いですね。
E60は前期エンジンは機械式ウォーターポンプで昔ながらにベルトで駆動しており、通常は10万キロ程度は壊れないのですが、電動ウォーターポンプになってから早期に壊れるものがあるので、水温管理を細かくしたいのはわかるのですが、それよりも壊れない事の方が大切だろうと。
なんだかなーって感じです。
ともあれ、ご了解をいただきウォーターポンプ交換です。
取り外したウォーターポンプです。
見た目ではなんもわかりません。
新品を組み付けて行きます。
この時、取り付けボルトも同時交換になります。
何故ボルトまで?と思われるかも知れません。
BMWのエンジン本体及び周辺のボルトはアルミボルトが多様されており、アルミは柔らかいため一度締めつけると伸びてしまいます。
外したボルトの長さを測ると36.3ミリ。
新品は36.0ミリと0.3ミリ伸びているのがわかります。
伸びた古いボルトを再使用すると、その時は締め付けられても何かの拍子で破断して部品が脱落する等の危険性があります。
このためアルミボルトは絶対に再使用してはいけません。
元々が交換前提で部品設定されているので、それ程お値段も高くはないのでご安心を。
まぁウォーターポンプが高すぎって話もありますが。。。
とりあえずそんな感じで無事修理も終わり、お車をお返し出来ました。

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