兵庫県K様　AUDI　A6　冷却水＆ATF漏れ修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
本日は珍しくAUDIの修理依頼です。
AUDI・ワーゲン系の縦置きFFと言えば、昔サンタナや初代パサートをいじっていた頃を思いまします。
回想すればする程に整備性良くないよな。。。って思いでしかありません。（笑）
まぁ、そんな思い出も今となっては欧州車の整備の原点を勉強させて貰ったって事で、それ程悪い思い出でもありません。
整備性がいいの悪いのって、お乗りになられているユーザー様には関係ないですしね。
そんな感じで作業を進めて行きます。
今回漏れが見られるのは、ATFの漏れがラジエターのATFオイルクーラーパイプ接続部の付け根です。
よってラジエター本体交換なのですが、BMWと違って簡単には外せません。
まず、フロントバンパーを外して、エアコンコンデンサーを外してからでないとラジエターは外れません。
コンデンサーのフィンがオイルで汚れていますが、コンデンサーからエアコンのガスが漏れているのでしょうか？
とりあえずコンデンサーは外したついでに清掃しておきました。
ラジエターが外れました。
漏れていたのは右側の銀色部分の根元からです。
早速新しいラジエターを取り付けたい所なのですが、冷却水漏れの箇所を修理するのに、エンジンルーム上部から作業するよりも前から作業した方が良さそうなので後回しにします。
車両前部より作業するためにラジエターファンも外してしまいます。
ピンク色が付着している箇所が冷却水が漏れた跡です。
パイプとホース数点の交換となりました。
全ての交換が終われば元通り組戻して行き、冷却水注入・エアコンガスチャージをしてアイドリング＆走行後の漏れの最終確認を経て完成となりました。