大阪府N様　BMW F30 320i 冷却水漏れ修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
今回はちょっと早すぎる感じもするBMW F30 320iの冷却水漏れの修理です。
どこかのホースかパイプが折れるかしたようで、一気に冷却水が抜けたようでオーバーヒート警告が出てのご入庫です。
早速漏れ箇所の特定をしようと空のリザーバータンクに水を入れて漏れをチェックするも、シリンダーヘッドとオルタネーターの隙間辺りからジャバジャバ水が出てきます。
こんな場所にホースが通っているのか疑問だったのですが、オルタネーターを外さない事には場所が特定出来そうにないので外してみると。。。
シリンダーヘッド～リザーバータンク間を繋いでいる樹脂製配管が両側共にポッキリ折れていました。
熱負荷が多くかかり振動もモロに受ける箇所に何故樹脂製配管を使うのか？
距離にして４万キロ手前なのであまりにも劣化損傷するのが早すぎるように思います。
エンジンによって漏れやすい損傷しやすい箇所は傾向があるのですが、このエンジンはこの部分が弱いと思われます。
ただ、普通に見える場所ならいいのですが、オルタネーターを外さないと見えないため、どの程度劣化が進んでいるか予防で交換が必要なアドバイス等は非常にやりにくそうです。
もう少し同じ症状の修理のデーターが集まれば距離や年数で予防整備のアドバイスはさせていただけるかと思います。
４番の部品が今回の交換した部品になるのですが、今後材質変更等があるかも知れませんね。