大阪市K様 BMW F10 535i オーバーヒート修理
BMW専門店スパークオートの津村です。
大阪市のK様のお車、BMW F10 535iがオーバーヒート警告が出たとの事でご入庫。
テスターで診断したところ、エンジンコンピューターがこの回転数で回しなさいと指示を出しているのに対して、電動ウォーターポンプから戻ってくる回転数が低いようです。
ポンプの駆動点検をしてみても動かずに冷却水が流れなかったり、指定した駆動数値より流量が少なかったりとポンプ本体が不良のようです。
なので電動ウォーターポンプを交換です。
それなりに高い部品ではあるので、せめて10万キロは壊れないで欲しいのですが、時々早く壊れるポンプがあります。
機械式ポンプであれば、余程冷却水の交換を怠って内部の羽が腐食してなくなったり、回転軸にガタが出てしまう等にならなければ基本壊れないのですが、電動ウォーターポンプ=モーターなので冷却水系統に使っているだけに早く壊れたりするのは仕方ないのでしょうかね?
今回はオーバーヒートしたとの事でしたので、念の為にサーモスタットも交換致しました。
最近はサーモスタットも電子制御なのでオーバーヒートで壊れるのか?って気持ちもありますが、昔気質なものでワックス式のサーモスタットと同じく交換しておいた方が安心だろう的な感じです。
こういった部品は点検や車検等の時に定期的に交換する性格の部品ではありませんし、普通に動作していても突然壊れる事もあります。
そんな事があると怖いと思われる方は交換のご依頼をいただければと思います。
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