BMW初の市販「EV」のイメージスケッチ
BMWでは7月はじめ、2013年に市販が予定されている小型EV『メガシティビークル』
(仮称)のイメージスケッチが初めて公開されました。
このメガシティビークルは、BMW初の市販EVになります。
全長約4mの小型ボディに4シーターレイアウトを採用。特に、
都市部でのニーズに応えたEVを目指しています。たとえば、
日産が2010年中に発売するEV『リーフ』の全長4445mmと比べるとさらにコンパクトなEVです。
大きな特徴は、車体の軽量化のために量販車としては世界で初めて
「カーボンファイバー製パッセンジャーセル」が採用されたこと。
BMWはSGLグループと共同で低コストのカーボン素材の開発を進め、
そのノウハウがメガシティビークルに応用されるそうです。
メガシティビークルのスペックは今のところ一切公表されていません。
関係者によると、最大出力150psを発生するモーターを床下に搭載した後輪駆動、
2次電池は蓄電容量35kWhのリチウムイオンバッテリーで
最高速153km/h(リミッター作動)、最大航続距離160km程度の性能ではないかといわれています。
さて、BMWから公表されたイメージスケッチを見ると、
現行BMWのフロントにエンジンを置くスタイルと違ってノ
ーズがショートになったやや斬新なシルエットのようです。
メガシティビークルは2013年にBMWの下に位置する新ブランドから発売されると見込まれています。
いったいどれくらいの価格で売り出されるのでしょうか。
エコカー競争ともいわれる今、BMWのEVに対する注目度は高いですが、
アクティブハイブリッドをはじめ価格も高すぎって感じませんか?
ランニングコストを下げるのに初期投資がここまで高いと、年間走行距離と
保有年数を考えればガソリン車のほうが割安かも!?
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