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スタッフブログ

大阪府E様 BMW E90 320i オーバーヒート警告点灯修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
今回は少々レアケース(多分)な故障の修理です。
相談を受けたのは週末金曜日の朝、エンジンをかけたらオーバーヒート警告が出てエンジンも調子悪いとの事。
詳しくお尋ねすると、本当にエンジンをかけてすぐの事のようで冷却水抜け等にしてもそんなにすぐにはオーバーヒート警告は出ませんし、冷却水が少ない又は抜けてしまっている場合は冷却水量の警告が先に出るはずです。
そもそもこのお車は以前に何度か冷却水系統のトラブルで入庫歴があり、その辺りの修理はやっているお車なので冷却水が漏れている事も考えにくいお車です。
その辺りを前提にして、お客様に冷却水量の確認をしていただこうと思ったのですが、お客様のご自宅が弊社のすぐ近くの事もありご来店いただく事に。
で、来られたのですが診断機を繋いで確認しても何のエラーもなく、エンジンの状態も普通で冷却水も量・流れ共に問題なく、冷却水温・油温共に正常値でした。
よくあるお腹痛い子が病院行ったら治ると言った現象が自動車でもよくあり、今回もまさにこのパターンでこうなると症状が再発してくれないとわかりません。
お客様にはおそらくはセンサーの一時的特性ボケ等で発生した可能性がある事をお伝えして、今から出社で車を使うとの事で何かあれば連絡して下さいとお伝えしておきました。
そしてそのまま出社までは問題なかったようなのですが帰りに再発、今度は本格的に走行出来ない状態になったようで積車出動となりました。
その日は戻りが遅くなったので翌日朝から早速再度現車確認。
今度はエンジンを始動した直後に出ました!オーバーヒート警告。
この状態の時はDMEがエンジン出力を絞るようで走らないどころかほぼ動きません。
早速診断機を繋いで各温度センサーの値を確認してみると、エンジンオイル温度が27度から突然100度以上になり最大で185度になると云うおかしさ。
オイルレベルセンサーがおかしいようです。
見積もりの上、ご了解をいただき部品を取り寄せて交換です。
今回代車がなかったため、月曜日には車が欲しいとの事でしたので早く特定出来て良かったです。
交換後冷間時から診断機を繋いでモニターしてみると、全て問題なく機能しており大丈夫そうです。
念の為翌日も試運転して確認の上、問題なく修理完了の報告をさせていただきました。

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