title image

スタッフブログ

大阪府M様 BMW F20 116i 冷却水漏れ

BMW専門店スパークオートの津村です。
昨日、大阪府のM様から車がオーバーヒートしたとの事で緊急搬送・ご入庫となりました。
ボンネットを開けてパッと見た感じリザーバータンクには水は入っているように見えました。
ところがエンジンを始動すると冷却水不足の警告が出ます。
エンジンをかけた状態でリザーバータンクを確認すると、冷却水量はかなり少ない状態になっており、クーラントの匂いも鼻につきます。
何処かから漏れているようですがパッと見た感じでは見当たらないため、車をリフトで上げて下から確認してみるとエンジン左側から冷却水がポタポタ落ちて来ます。
さらに良く確認してみると、エンジン左フロント側のシリンダーヘッドに入っているパイプから漏れていました。
パイプの色も錆びていると云うか、焼けていると云うか状態はよろしくないような感じです。
それよりも気になったのが、エンジンアンダーカバーを外した時に折れたボルトが転がり出て来まして、何処のボルトが折れているのか探してみました。
折れていたのがスタッドボルトでサイズ的に排気側に使われているような感じでしたので、ターボチャージャーの遮熱板を外してみるとエキゾーストマニホールドの取り付けボルトが折れている事が判明しました。
古い車では熱でエキゾーストマニホールドが歪んでスタッドボルトが折れるのは時々見かける事なのですが、最近の車で折れているのは結構レアケースかも知れません。
このまま放置しておくと後々色々と弊害も出ますので、折れたボルトを抜き取って修理しないといけないのですが、排気側のスタッドボルトは材質が硬い上にスペース的にも逆タップをかけるための穴開けが上手く行くかが問題です。
どちらにしても一度ターボチャージャー含めたエキゾーストマニホールドAssyの脱着が必要になります。
続きはまた後日ブログに載せます。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください